2015年08月20日

和蘭とモルコート

和蘭に栄養を与えるのは結構難しい仕事ですよね。
それはなぜかというと「やり過ぎてしまう」からなのです。

シンビジュームの仲間である和蘭は、栄養必要量が少なく、
一般的なシンビジュームの半分または3分の1で充分なのです。

和蘭の中でも逞しいものや繊細なものが混在しますが、
中には栄養供給(施肥・肥料遣り)によって、根傷みを起こすものもあります。
そこで、その品種がどの程度の量、何時必要かを考えて施肥をすると
良いでしょう。

当社の『モルコート』は、植物栄養を適正量・長期間供給し続け、
植物体の生長を健全に生長させる優れた肥料です。

@ 窒素、リン酸、カリの比が13-13-13で180日間ゆっくり栄養を放出し続けるタイ 
 プのモルコートが最適です。

A 根が活発に活動を始める春が施肥の適期です。
  しかしこの時期に根が健全なことが条件です。
  開花中の株、植替え、株分けをして根が伸び始めたばかりの時は植替え、
  株分け後1〜2ヶ月後に一般シンビの4分の1くらい与えて様子を見ます。

B 植替え、分け株の新根がかなり伸びていると思ったら、
  9月に一般シンビの4分の1与えると良いでしょう。

C 『モルコート180』は残効性があり、2〜3ヵ月残り20%位を放出し続けます。
  花が咲く時期に丁度良い濃度です。

D 30℃を超す猛暑では、和蘭の生長は抑えられ養分吸収も落ちてきます。
  盛夏を如何に涼しく過ごし秋に早く回復させましょう。
 栄養吸収も進み良い花を咲かせます。

E 暑い時には水遣りも十分行ってください。
  鉢内を強い乾燥状態にすると鉢内に蓄積されている栄養(塩類濃度)が濃くなり
 根にダメージを与えます。
rolfe.JPG
Cymbidium faberi‘Rolfe’
[中国野生蘭科植物彩色図鑑/NATIVE ORCHIDS OF CHINA IN COLOR]より
科学出版社/SCIENCE PRESS

2015年08月13日

盂蘭盆法要の頃

「暑さ寒さも彼岸まで」の季節感と同じように
お盆を過ぎると夜温は少しずつ下がってきますね。
蘭も心なしか元気になったような気がします。

人が疲れた体を回復させるのに十分な睡眠が必要と同じで、
植物も夜は低温のほうが心地良いのです。

熱帯夜では夜も働き続ける植物が多く、
秋に向かって充実した植物体を作るには、
9月の秋雨の前までに体力を回復させると良いでしょう。

夜温が20℃を切ったら「モルコート180日タイプ」を
通常施肥量の3分の1 与えてください。
元気が出ますよ
モルコートを与える所_2.jpg

186[1].jpg
<<便利な家庭用サイズ>>
蘭専用植込材【モルコート】300g 
13-13-13
180日(6〜9ヶ月)効果
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posted by 蘭人 at 11:00| 山梨 ☁| Comment(0) | 向山蘭園からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月03日

シンビジューム‘ロイアナム’

向山蘭園でも毎年咲いているロイアナム。
若草色の大輪花、120pになる花茎、観る者を圧倒する豪華さ、
シンビデュームは蘭科植物を代表する一属ですね。
淡いグリーンのロイアナムは、数ある自生種の中にあって
特に目立つ原種です。

東部ミャンマーから北部タイ、そして南部雲南省にまたがる
1200〜2400mの高地で、早春から初夏にかけて清楚な花を咲かせます。
地図上では熱帯なので、暖かい気候を好むように思われがちですが
夏は涼しく冬は暖かい、贅沢な環境が好きです。

しかし、シンビデュームは幅広い生育環境に適応する性質を持っており、
日本のように、夏は熱帯、冬は寒帯といわれる厳しい気象条件下でも
管理次第で何年も花を見ることができる蘭なのです。
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posted by 蘭人 at 12:40| 山梨 ☁| Comment(0) | 向山蘭園からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする