2015年10月15日

シンビジウム 秋の花飛びと温度について

爽やかな秋晴れの日が続いていますね
日本の自然を満喫できる陽気と共に、シンビジウムの花も
これから私たちの心を満たしてくれる、心浮き立つ季節になりました。
シンビジウムのつぼみが伸びてきて花が咲くのを
心待ちにしている人も多いと思います。

しかし、人間にとって快適な秋晴れも、
シンビのつぼみにとっては、室内の温度が上がるのは
快適ではないのです

これからの季節、シンビジウムの花茎を健やかに伸ばす管理に
いくつか注意点があるのでご紹介いたします。

@シンビジウムは高温が苦手
 ◆花茎が伸びる最適な温度は12℃から20℃です。
 ◆許容範囲は5℃から25℃位ですが朝と夜の温度差は10℃以内がベスト。
 ◆例えば、朝の気温が最低8℃とすれば、昼は18℃位に高温域を抑えると良いでしょう。
  また、朝最低15℃とすれば昼は22℃位に高温域を抑えると良いでしょう。

Aシンビジウムは直射光線が苦手
 ◆50%位の遮光が程よい加減です。レースのカーテン越しの柔らかい光が良いでしょう。
 ◆ガラス越しの直射光線の先の間接光線位で充分です。
 ◆1日のうち、3〜4時間ほど間接光線が当たる方法でも良いでしょう。
 ◆ツボミに直射光線が当たり花粉の温度が上がると花粉が死んでしまいます。
  すると蕾が黄色くなって落ちてしまうか、又は花茎そのものが伸びる途中で枯れることがあります。

Bシンビジウムは蒸れる室内を嫌う
 ◆蕾がある鉢を置いてある場所や室内がムッとした感じ、即ち蒸れる環境を嫌います。
  部屋を閉め切ることなく僅かな空気の流れを作ってください。
 ◆昼、外出時光線が当たらない場所に置くのも良い方法です。

C花茎が伸びる時は十分な水分が必要
 ◆シンビジウムの花茎の伸びるとき、蕾から開花では多くの水分が必要です。
 ◆温度が高い時は水やりの間隔を狭めます。 
  しかし雨や曇天で肌寒い時は水やりを先延ばししても大丈夫です。
 ◆一年中葉が緑の植物(常緑樹)は、温度が高くなると温度に比例して水分を多く吸収し、
  低くなると逆に水分吸収が緩慢になり、生長が止まる低温になると水分は吸収しなくなります。
  鉢が置かれている室内の温度により、水やりを加減する必要があります。
 ◆晴天で室内温度は12℃から20℃の時は3日〜4日に1度水遣りをしてください。
  朝最低15℃で、昼は22℃位の範囲では2日〜3日に1度、8℃〜18℃位では3日〜5日に1度
  水遣りをしてください。
 ◆既に開花した鉢を1日中陽の当たらない所へ置く場合は、5日〜7日に1度の水やりで充分です。
 ◆厳冬期、外気がマイナスになったら3〜4週間に1度でも結構です。

いかがでしたでしょうか。
いくつかポイントがありますが、慣れれば日々の生活の中でうまく管理していくことができます。

ご不明なこと、ご心配なことがありましたら向山蘭園までお問い合わせください。
素敵なシンビジウムが咲きますように

posted by 蘭人 at 11:49| 山梨 ☀| Comment(0) | 向山蘭園からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月02日

和蘭‘大和撫子’とシンビジウム‘ピンクピューマ’の苗が育ってきています

朝晩の冷え込みもはっきり感じるようになり
いよいよ秋が深まってきました。

秋になり当社の蘭の株がおおきくなり、花芽をつけはじめています。

人気の和蘭 ‘大和撫子’ と シンビジウム‘ピンクピューマ’ の
苗もすくすくと育ってきています。

元気良く伸びた葉、しっかりとした茎とツボミは
これから咲く季節を待ちきれんばかりに日々成長しています。

その他の苗も直売所で直接ご覧いただけます。
ぜひ遊びにいらしてください。

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和蘭‘大和撫子’

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シンビジウム‘ピンクピューマ’

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posted by 蘭人 at 13:26| 山梨 ☁| Comment(0) | 向山蘭園からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月17日

秋のお彼岸にクリスタルオーキッド

9月20日(日)から9月26日(土)まで秋のお彼岸ですね。
お墓参りに行ったり、お供えをしたり、法要したりと
なにかと忙しいこの時期にピッタリな『クリスタルオーキッド』が
皆さまに喜ばれています。

切り花ではなく鉢を飾りたい、プレゼントしたいときってありますよね。
でも鉢植えだと、倒すと土や植え込み材がこぼれて周りが汚れてしまったり、
鉢底から水が出たり・・・。
置き場所がなくて困ってしまうもの。

そんなとき、向山蘭園の『クリスタルオーキッド』なら、
土を全く使わない植え込み材なので、安心して室内に飾れるんです。

クリスタルオーキッドは、新しいタイプの高機能保水性ゲル『パペレット』のことで、
ガラスの粒のような涼しげな白い形状が、常に固まった状態で鉢に収まって植物の根を包んでいます。
植物が成長する適温で水を放出し、低温時に余分な水を吸収するという優れた機能を持つていますので、鉢を常に清潔に保ち、水やりも2〜3週間に一度という便利さを実現しました。

ですので、倒しても逆さにしてもなんと中身がこぼれないんです。
これなら和室にも置けますし、小さなお子さんやペットがいても安心ですね。

お供えや贈り物に、ぜひどうぞ。
和室のクリスタルオーキッド.JPG
向山蘭園ウェブサイト クリスタルオーキッド
向山蘭園オンラインショップ クリスタルオーキッド
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2015年09月11日

秋霖(しゅうりん)と蘭

今年は秋雨が早いですね。

なんと8月末から秋雨の兆候が表れ、9月第1週から秋雨前線という言葉が
使われようとは、思いもよらぬ足早な気象です。

このまま秋になるようだと、ランの株に影響が出ないかと心配になります。
秋霜烈日の刑を受けるような悪さをしたか、いい加減な志操破滅を繰り返したか、
我が足跡を思い返さずにはいられません。
 
いろいろ言っている時ではなく、ラン開花シーズンに笑顔を見せるには
ランへのダメージをいかに軽減するか考え、対策しなければなりません。

しかしまだ9月10月末までの1か月間に、より良い環境を与えることで、
花の数・サイズが違ってきます。
属、品種に合った管理を行いたいと思っています。

これから、彗星蘭、パフィオ、そしてシンビジウムと季節感のあるランが咲いてきます。
ランは多くの属があり多くの人の心を和ませ癒し、そして好奇心を満足させてくれる花。
来春が楽しみです。
オドント OR64.jpg
彗星蘭

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パフィオペディラム

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シンビジウム
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2015年09月10日

敬老の日フェア開催!

9/21(日)は敬老の日ですね。

向山蘭園・展示直売所では9月19日(土)〜21日(月)の3日間、敬老の日フェアと題して
贈り物やご自宅用にお使いいただける質の高いオリジナルのランを
数多く取り揃えたセールを開催いたします
美しいランの寄せ植えは、どんな方にも喜ばれる素敵なプレゼント
敬老の日に、大切なあの方へ感謝をこめてぜひどうぞ

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★全国配送(※胡蝶蘭(白大輪)を除く)、ラッピング、メッセージカードもご利用いただけます。
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posted by 蘭人 at 11:40| 山梨 ☔| Comment(0) | 向山蘭園からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月20日

和蘭とモルコート

和蘭に栄養を与えるのは結構難しい仕事ですよね。
それはなぜかというと「やり過ぎてしまう」からなのです。

シンビジュームの仲間である和蘭は、栄養必要量が少なく、
一般的なシンビジュームの半分または3分の1で充分なのです。

和蘭の中でも逞しいものや繊細なものが混在しますが、
中には栄養供給(施肥・肥料遣り)によって、根傷みを起こすものもあります。
そこで、その品種がどの程度の量、何時必要かを考えて施肥をすると
良いでしょう。

当社の『モルコート』は、植物栄養を適正量・長期間供給し続け、
植物体の生長を健全に生長させる優れた肥料です。

@ 窒素、リン酸、カリの比が13-13-13で180日間ゆっくり栄養を放出し続けるタイ 
 プのモルコートが最適です。

A 根が活発に活動を始める春が施肥の適期です。
  しかしこの時期に根が健全なことが条件です。
  開花中の株、植替え、株分けをして根が伸び始めたばかりの時は植替え、
  株分け後1〜2ヶ月後に一般シンビの4分の1くらい与えて様子を見ます。

B 植替え、分け株の新根がかなり伸びていると思ったら、
  9月に一般シンビの4分の1与えると良いでしょう。

C 『モルコート180』は残効性があり、2〜3ヵ月残り20%位を放出し続けます。
  花が咲く時期に丁度良い濃度です。

D 30℃を超す猛暑では、和蘭の生長は抑えられ養分吸収も落ちてきます。
  盛夏を如何に涼しく過ごし秋に早く回復させましょう。
 栄養吸収も進み良い花を咲かせます。

E 暑い時には水遣りも十分行ってください。
  鉢内を強い乾燥状態にすると鉢内に蓄積されている栄養(塩類濃度)が濃くなり
 根にダメージを与えます。
rolfe.JPG
Cymbidium faberi‘Rolfe’
[中国野生蘭科植物彩色図鑑/NATIVE ORCHIDS OF CHINA IN COLOR]より
科学出版社/SCIENCE PRESS

2015年08月13日

盂蘭盆法要の頃

「暑さ寒さも彼岸まで」の季節感と同じように
お盆を過ぎると夜温は少しずつ下がってきますね。
蘭も心なしか元気になったような気がします。

人が疲れた体を回復させるのに十分な睡眠が必要と同じで、
植物も夜は低温のほうが心地良いのです。

熱帯夜では夜も働き続ける植物が多く、
秋に向かって充実した植物体を作るには、
9月の秋雨の前までに体力を回復させると良いでしょう。

夜温が20℃を切ったら「モルコート180日タイプ」を
通常施肥量の3分の1 与えてください。
元気が出ますよ
モルコートを与える所_2.jpg

186[1].jpg
<<便利な家庭用サイズ>>
蘭専用植込材【モルコート】300g 
13-13-13
180日(6〜9ヶ月)効果
価格:800円
モルコートが買えるオンラインショップ
posted by 蘭人 at 11:00| 山梨 ☁| Comment(0) | 向山蘭園からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月03日

シンビジューム‘ロイアナム’

向山蘭園でも毎年咲いているロイアナム。
若草色の大輪花、120pになる花茎、観る者を圧倒する豪華さ、
シンビデュームは蘭科植物を代表する一属ですね。
淡いグリーンのロイアナムは、数ある自生種の中にあって
特に目立つ原種です。

東部ミャンマーから北部タイ、そして南部雲南省にまたがる
1200〜2400mの高地で、早春から初夏にかけて清楚な花を咲かせます。
地図上では熱帯なので、暖かい気候を好むように思われがちですが
夏は涼しく冬は暖かい、贅沢な環境が好きです。

しかし、シンビデュームは幅広い生育環境に適応する性質を持っており、
日本のように、夏は熱帯、冬は寒帯といわれる厳しい気象条件下でも
管理次第で何年も花を見ることができる蘭なのです。
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posted by 蘭人 at 12:40| 山梨 ☁| Comment(0) | 向山蘭園からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする